私の「面白い」

私の「面白い」

読んでくれたら嬉しい。共感してくれたらもっと嬉しい。でも私のために書きます。

有効なメディアを選ぶ(2)


まんがサイエンス
あさりよしとお作の漫画。科学というわかりにくい題材を漫画だからこそできる図解を使って体系的に見せるところが秀逸。作者の科学に対する姿勢もいい。雲は暖かい空気の下に冷たい空気が入り込むことでできる→では、冬の暖房のきいた部屋の扉を開けたら、冬の空気が部屋に入り込んで雲ができるのでは?という質問に対して、作者はできないとは答えない。回答「そうだね~。扉の高さが500メートルくらいあればできるよ」

メタルギアソリッド
サイコマンティスの演説。「パッケージを見ろ」。この二つ。
ただ、ゲームは、音楽、文字、映像、見せるペースといった多くの表現方法の手段を一手に担う上に、インタラクティブといった人工物では実現しにくい表現を扱っているのだから、ゲームであるという時点で、多くの場合、適切な表現方法の選択の結果といえる。と、思うのは僕のゲーム好きによるエコひいきだろう。

初代ゴジラ
戦後、戦争で負った傷に苦悩する人々と戦争を知らない世代のギャップを埋めるかのように暴れるゴジラゴジラが蹴散らし焼き殺す対象は今まさに映画館でゴジラを応援している僕たち一般人という矛盾。ゾクッとするなぁ。

 

続く