黒澤明通ぶる
日本の宝を数々生み出してきた名監督黒澤明。
代表作といえば?7人の侍、用心棒?いやいやいや、僕はここに「生き物の記録」を提案したい!!
映画オタクのよくある妄想として、ゴジラを黒澤明が作ったら?なんてものがある。
その答えが「生き物の記録」である!!
ゴジラが「暴力、火力」による恐怖だとしたら、生き物の記録は「人間力」による恐怖。
この「生き物の記録」のゴジラはま~タチが悪い!なんてったって正しいんだもんこいつ!
ゴジラが「怪獣」という意味で話が通じないとするなら、こっちのゴジラは「過去の価値を引きずっている」から話が通じない。ただ、僕らが暮らしている現代の社会を作り上げたのは間違いなくこのゴジラなんだよ!!あータチが悪い。ほんと我々、よくある「近頃の若者は~」の若者でスイマセンッ!って気になってくる。
原子力に翻弄される人々と暴れるゴジラの構図を描く映画と思うと「生き物の記録」はゴジラそのもの。この映画におけるオキシジェンデストロイヤーの虚しさと来たら。
日本人なら必見の映画。