私の「面白い」

私の「面白い」

読んでくれたら嬉しい。共感してくれたらもっと嬉しい。でも私のために書きます。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

相対性理論と般若波羅蜜多心経(2)

人は比べることでしか物の把握をできない。「それ」と「それ以外」のものがあって初めて「それ」が成立する。アインシュタインは光の速度という基準を定めて光以外基準としてあり得る物はないという論を提示し、般若心経では実態はないという解釈から心の在…

相対性理論と般若波羅蜜多心経

タイトルを見て「なんだ?ちょっと難しい言葉並べて賢く見せようとしてるな?」と感じた読者の方がいらっしゃったらそれは正解である。 しかもこの後の話はなんとなくこの二つって似てるなぁ~って思った。ということをつらつらと語るだけなのだから。それぞ…

千の顔を持つ英雄

現在僕が最も心酔しているとある本。 どこから語るのが良いものか。 世の中のフィクションの「名作、傑作」と言われる物語たちは、この本の手のひらで踊っているに過ぎない!!!と言われた気がした傑作。 著者の紹介から 著者は神話学者、ジョーゼフキャン…

下ネタを見直す(4)

いつの世も下ネタには一定の需要はある。残念ながら。 少年漫画やヒーロー映画に、女性を危険に巻き込みたくない男性キャラクターが行動を悟られまいと付く嘘として、エロ本みてただの女遊びしてただのというセリフはしばしばあるし、 ウィキペディアを創設…

下ネタを見直す(3)

コンビニの成人誌が、そのコンビニがある町の高齢者層の身体的な意味での健康のバロメーターになるということを理解するにあたって、まず、コンビニの雑誌や本の販売コーナーは他の商品と違って店長が店に入荷しているものでは無いということを理解する必要…

下ネタを見直す(2)

思い起こせば、日本の傑作「七人の侍」にも似たような下ネタが有効活用されるシーンがあった。 戦争中、混血児の問題は常に付きまとう。そのメタファーとなるシーンが七人の侍にも出てきたのだ。侍の中で最も若い一人が、明日死ぬともしれない状況に冷静さを…

下ネタを見直す

僕は俗にいう下ネタというものが嫌いだ。親がそういう笑いを良しとしなかったのが大きいのだろうとは思う。 その場で笑いが取れない程度の低い人間が手を出す忌み嫌うべきものであるという認識だ。あと、柄の悪い体育会系の人間が思いっきりインドアな僕に絡…

ピーチ姫はモテてるの?

今日も今日とてオタク話。マリオとクッパとピーチ姫の関係の普遍さってホントにすごいと思う。まぁ、厳密には発祥はマリオじゃなくて、よくあるおとぎ話なのだろうけど。 怪物にさらわれたお姫様を勇敢な一人の男が助けに行く。と聞くと聞こえはいいが、果た…

大人の証

小さいときに考えていた大人の証でお門違いなことっていっぱいあった。 僕にとってその最たるものはエッセルスーパーカップバニラ味。 保育園に通っていたころ、おやつの時間にスーパーカップがでた、半分だけ。幼児はおなかを壊すといけないから、一気に大…

魅せる力(3)

シールズアイという、檻内の地面からモグラのような要領で一人分だけ顔を出す仕組みの観察ドームがあった。シールズアイとはアザラシの目の意味。間近を歩く北極熊は大迫力だった。 孔雀のブースはクジャクが飛ぶことを想定して高低差のある設計がなされてい…

魅せる力(2)

豹 網の上で寝る豹を網の下から見る。頭上で豹が寝ている!これも肉球や毛並みのようになかなか間近で見られないような生態を見る工夫。触れそうだけど、触っちゃダメ。 ライオン人との間を仕切るガラスの近くにある岩の中にヒーターが仕込んであり、そこで…

魅せる力

旭川動物園に行った時のこと。見せる力が凄かった!まんまと魅せられた! 北極熊のブース 見物人、ガラス、プール、陸の順でブースがレイアウトされている。ガラスの向こう側を熊が行き来する。そして、プールの幅が熊の体長よりやや狭いくらい。 熊がプール…

絶対やっちゃ駄目だよそんな事!!(2)

ルールを彼女にしっかり説明。今度こそわかった模様。 第二回戦 じゃんけんポン! 僕の勝ち!ハンマーに手を伸ばす!なぜか彼女に盗られる!何故だ!? 右手にヘルメット、左手にハンマーを持ち、「えーっと、私は負けたから、こっちだ!ハイあげる!」 彼女…

絶対やっちゃ駄目だよそんな事!!

「叩いて被ってじゃんけんポン」というゲームを御存じだろうか。そのゲームは二人で行う。向かい合って座り、その間にヘルメットとおもちゃのハンマーを置く。これで準備完了。 まずじゃんけんする。そしてじゃんけんで勝った方はすかさず相手の頭をハンマー…

良い本屋の選び方。

品ぞろえの良い本屋の選び方。何故か記憶の片隅に残ってる。どこで仕入れたものなのか。 ①岩波文庫の量を見よ!! 岩波文庫は他の出版社と違い、買い取り制。売れないからといって本屋は返本ができない。それを押してちゃんと本をそろえる本屋は信頼できる。…

真似するくせに元に敬意を払わない。

僕の思う、日本人の一つの側面。良くも悪くもよくパクリ、敬意を怠る。江戸時代、日本の首都江戸は世界で有数の人口密度を誇った大都市だった。鎖国で閉鎖されていた大都市が一変、それがペリー来航を機に一気に欧米化を推し進められたのだ。その辺りから日…

オーガニックな話

高校時代の友人の話。 彼女は俗に天然とよばれる性格の持ち主。いつも彼女の言動は彼女の周囲の人間を笑顔にしていた。 ただ、当時は彼女もお年頃の女子高生。周りの人間から天然、天然と呼ばれ続け、ある日遂にご立腹。 「私は天然じゃない!」と、いうので…

いい若ェもんが言い訳していいわけ?(3)

正々堂々と自分の悪いところをさらけ出すのってホントに難しい。失敗したことは隠したくなることがほとんどだ。でもそれだけではきっと進歩はない。 そこで言い訳の出番だ。言い訳という形は最も簡単に失敗した自分をさらけ出すよい方法なのではないだろうか…

いい若ェもんが言い訳していいわけ?(2)

もし、言い訳の内容がまるで見当違いの人間が仮に成功を収めたとして、言い訳したかったところを勘違いしたままだったとしたら、それは成長として大丈夫なんですか?と思ってしまう。もしかしたらまた同じミスを繰り返してしまうかもしれない。 僕は何かしら…

いい若ェもんが言い訳していいわけ?

「言い訳=悪いもの」というの文化なんて滅びてしまえばいい。 僕は言い訳を言うのも聞くのも好きだ。 言い訳には言い訳をしなければならなくなった状況を作り出した原因がいっぱい詰まっているはずだ。状況を改善する為の最も重要なポイントに思えてならな…

プッチンプリンは偉大

「具体的なものを提示されるまで人はなにが欲しいのかわからないものだ」とはスティーブ・ジョブズの言葉。 需要を確実に捉えるというのは案外難しいこと。その点プッチンプリンはとっても偉大。この存在以上に物としての本質と消費者にとっての定義の乖離が…

学ぶの語源

学ぶ。どんなやり方があるだろう。その道のプロの在り方を見る、その人から聞く教わる、自分なりにやってみる、人に教えてみる。学ぶと一言で言っても色々ある。ここで、学ぶの本質とはなんぞやと、語源を調べてみることにした。僕の知ってる2つの言語(と…

中の人

ゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダー。特撮は日本の宝だ。少年時代、特撮に夢を抱かなかった男子など日本にいないのではなかろうか。 しかし、どこの学校にも夢を壊す奴がいる。そいつに勝つには、揺らがない夢を抱くこと。 僕にとって忘れられない特撮の感…

ストーリーのオマージュ(2)

本は内容にもよるが、文字を追うだけなら一冊数時間。映画なら1~3時間。音楽なら数十分。それに対してゲームは一本当たりにかかる時間が物にもよるが、有名どころだと数十時間から数百時間を必要とする。多くのストーリーを体験するのには適してないと言…

ストーリーのオマージュ

闇の奥。ジョセフコンラッドの小説。僕の知る限り、世界最高の「ボスキャラ」の提唱本。 この本に出てくるカーツという男は、強烈で強力で、多くの物語にオマージュされている。 代表を挙げるなら 蠅の王(ウィリアムゴールディング)、 羊をめぐる冒険・1…

オーダーメイドのホラー

Until Dawn というゲームがある。 僕はホラーを味わうなら映画よりも本よりもお化け屋敷よりもゲームだと思っている。このUntil Dawnのやっている試みもゲームとホラーの相性が良いと思う一つの理由。 (もうちょっと演出の仕方を考えてもいいと思うのだが、…

オタクは口が悪い(2)

人間というものの良さの一つは他の生物が弱点、異常として排除してしまうようなところを個性、多様性という言葉に言い換えて認めあうことができることだ。その為に気づかいというものが生まれ、言葉遣いや礼儀作法が生まれる。 それなのに、コンピュータとい…

オタクは口が悪い

コミュニケーションをとることに消極的な悪いオタクは別にして、いいオタクについての話。 つい先日、オタクって口が悪いと改めて思った。 とある大学のサークルのコンピュータクラブの話。 そこには、特にいじめがあるわけでもなく、組織内の派閥があるわけ…

これcgですか?

数年前の話。 映画が好きな僕に、何か映画を教えて下さいと後輩が訪ねて来た。 我ながら無責任だなぁと思うのだが、とりあえず有名どころをと深く考えもせずに七人の侍を紹介した。 感想の第一声は「とんでもないアクションですね!!!」その子の感性は素敵…

子のじの話

どこで聞いたか忘れたが、ちょっといい話。 女性の名前に「子」という字が使われることが多い。最近は減ってきているのかな? 子供というイメージのの強い字だからか、女性が社会進出していくこの時代、男と女子供というくくりを連想させかねないこの字はも…