下ネタを見直す(4)
いつの世も下ネタには一定の需要はある。残念ながら。
少年漫画やヒーロー映画に、女性を危険に巻き込みたくない男性キャラクターが行動を悟られまいと付く嘘として、エロ本みてただの女遊びしてただのというセリフはしばしばあるし、
ウィキペディアを創設したジミーウェールズは一時期アダルトサイトの運営で生計を立てていたなんて話も聞くし、
今の日本の貞操観念は明治維新以降に日本に入ってきたキリスト教の外国人にもたらされたもので、それより前の時代は今でいうところのあまり品性のないものだったなんて話もあるし、
その時代を舞台にした落語には金玉医者をはじめとした品の無い話は いくらでもあるし、
ジブリ作品で一番世界的に評価されている作品である千と千尋の神隠しが11歳の女の子が湯女という今でいうソープ嬢のようなところに売られるという話だっていう事実もあるし…
やっぱり下ネタの需要って生物が存在する以上はなくならないのかもしれないなぁ。
でもやっぱり嫌いなもんは嫌いなんだよなぁ。
最後に、僕が一番失敗してると思う下ネタの例。僕が敬愛するドラえもんより。
ドラえもんの秘密道具で人造人間を作ろうとするのび太。協力をしずかちゃんに依頼するときに大した説明もせずに「赤ちゃん作らない?」と一言。のび太はボコボコのズタズタにされる。
当時五歳の読者だった僕には一切わからなかった。絶対失敗だと思う。
四日にわたって何書いてんだか僕は。