私の「面白い」

私の「面白い」

読んでくれたら嬉しい。共感してくれたらもっと嬉しい。でも私のために書きます。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

面白い服(3)

アルファベットの由来はフェニキア文字経由のヒエログリフと聞いたことがある。要は漢字と同じ象形文字だったわけだ。ただ、漢字の象形文字とは違って恐らくアルファベットにビジュアル的な意味を抱く人は少ないだろう。文字自体の種類も少ない。ゲシュタル…

面白い服(2)

面白印字の人々は、日本語なんてわざわざ勉強するものでもないだろうし、そもそも生活で見る機会がない。ハワイの広告の日本語訳には漢字の部首の部分で改行されてしまっていたりすることが何度かあったがそんなの不自然に思うはずがない。 自分の経験値の低…

面白い服

ハワイ編第五回空港で、筋肉隆々の腕に「文化遺産」と入れ墨で刻まれているナイスガイや、ハワイ帰りの一団の中に一人大きく胸元に「サイパン」と書かれたTシャツを着たおばちゃんがいたなどということを書いたが、基本的には日本人も多くがアルファベットの…

ハワイの予習(3)

「な、なんだって?」 「カフェモカ、カフェラテ、カプチーノ。それにミルクもたしか普通の、低脂肪乳、無脂肪乳、ソイから選べるぞ。組み合わせは12種類。」 「ごめん、もっかい言って?」 「普通の、低脂肪乳、無脂肪乳、ソイ」 「ソイだぁ?」 「豆乳だ…

ハワイの予習(2)

そもそも、僕の様に吉野家で一番安い牛丼をかっ食らっているのがお似合いな人間としてはサブウェイやらスタバやらといったところに行くのはそれだけでハードルの高い行為だ。特にスターバックスには友人に馬鹿にされた経験からいいイメージがない。 「ブレン…

ハワイの予習

ハワイ編第四回。ハワイに到着してから日本で予習しとくべきだったと後悔したことをまず。 旅行の楽しみは数あれど、僕の場合は知っている地域との違いや意外な共通点などを探すのが旅行の醍醐味。土地土地の特徴や特産を楽しむのが遠出したと実感する一番の…

機内安全ビデオ

ハワイ編第三回。ようやく日本は出ましたが、まだまだハワイ到着前の話。 機内安全ビデオは、航空会社の性格が出る物でして。 奇抜な機内安全ビデオとして有名なのは、ニュージーランド航空の全裸にペインティングで制服を描いた乗務員による動画。隠し事は…

空港をぶらつく(2)

ハワイに行く前に日本食を口にしておこうと牛丼屋に入る。小鉢に入った大根おろしの怪しさに睨みをきかせる白人の赤ちゃんや、恐らく恋人の前で格好をつけたいのであろう割りばしでカレーライスと格闘するアメリカ人の男性もよかったのだが、個人的に心を打…

空港をぶらつく

ハワイ編第二回。ハワイ編だけど日本の空港の話。空港をうろつくのは面白い。 生涯賃金が高そうな人々を相手するサービス業の人々の在り方や施設はそれだけで勉強になるし、そうでありながらも非日常の空間であることに浮かれた人の性みたいなのが見え隠れし…

私の「面白い」ハワイ編

柄にもなくハワイ行ってました!青い海、白い砂浜!そして何より隙間なく敷き詰められた個人的な場違い感!!やぁ、流石ハワイ、隙間なくハワイだったなぁ。知らない人の葬式ってこんな気分なのかなぁ。なんて思ったりして。肩身の狭さのあまり物理的にもコ…

人類ドラッグ(2)

メルヴィルの「白鯨」を読んだ感想。続き。 最近の人類ドラッグは情報。これに関しては、プライバシーの管理やセキュリティーの観点から既に副作用の兆しが見え始めている。 人類ドラッグで厄介なのは「発展」という快感から依存性が高いことと、そして何よ…

何故悪いことをしないのか

これは兄が海外で勉強していた時に、現地の人からされた質問。細かいところは違うかもしれないが、大まかにはこんな内容だった。「日本人は宗教に入らない人が多いらしいね。私たちは神様に見られているから悪いことをしてはいけないって考えるんだけど、日…

ほぼ日刊、が、結構厳しい。

書く時間がここんとこ厳しいです。

人類ドラッグ

メルヴィルの白鯨のを読んだ感想。人類を熱狂的に突き動かすもの、仮にそれを人類ドラッグと呼ぶとして、「白鯨」は人類ドラッグに死に物狂いになる人の姿の話だと思った。白鯨の名作たる所以は、一種の普遍性にあることだともいえる。人間ドラックは姿かた…

ちゃうちゃう

本物の大阪を感じた時の話、「違うよ違うよ、その犬は、”ちゃうちゃう”という犬とは違うのではないですか?」 という会話が、大阪だとこういうことになる。「ちゃうちゃう、ちゃうちゃうちゃうんちゃう?」何語喋ってんだ?!

看板が切れるんです!!(4)

当たり前がゲームで当たり前にできるって、本当に幸せなんです。最近はアメリカのゲームの潮流でゲームは見た目ばかりがどんどんリアルになっています。見た目がリアルな人間が銃で殺し合い、CGの血を流しバタバタと倒れ、大統領はそのグロテスクな部分だけ…

看板が切れるんです!!(2)

ゼルダの伝説といえば大きな魅力の一つが作りこまれた世界観とそれを形成するネタの数々。シリーズ二作目の時点で剣を携えているからという理由だけでゲームの進行には何ら関係のない雑草を切れるようにするという一手間が加えられた。その一手間はゲームを…

看板が切れるんです!!(3)

前作までは雑草を切れば切れるということが伝わりますが、今作からは斜めに振り下ろしたり、垂直に切り上げたり、水平に切ったりすることを演出し分けられるようにする必要がでてくる。ただ、雑草ではその演出の仕分けは難しい。そこで白羽の矢が立ったのが…

看板が切れるんです!!

今日も今日とてオタク談義。 ゼルダの伝説が好きな人には有名な話。ご存じない方に捕捉すると、「ゼルダの伝説」とは剣一つを携えた一人の勇者が世界を救うために一人旅に出るというゲームです。ある日、ゲームの情報誌がインタビューでゼルダの伝説の生みの…

進化とは何ぞや(2)

まるでSFだ。もしかしたらボクも何回目かの僕なのかもしれないし、この先も僕みたいな何かが生まれてくるのかもしれない。イーロンマスクはこの世が仮想現実であると信じているらしいし、僕もそれには賛成だが、なんかそのことの証明の一つといえるような気…

藤子F不二雄のバランスが凄い(2)

夜のシーンこれは技巧的な問題。てんコミ4巻、「月の光と虫の声」をはじめとする、の夜のシーンの配色は天才としか言いようがない。街灯が最も明るく描画されているのは当然なのだが、次に明るいのが地面の草むら、次が近くの家、夜空、そして最も暗く黒く…

藤子F不二雄のバランスが凄い

リアルのバランスってどこにあるのかホントわからない。 一概に現実に近いのがリアルというわけではない。むしろ「不気味の谷」などという言葉があるように、中途半端な現実味はむしろリアルに感じなかったりもする。近年のゲームは見た目をリアルに持ってい…

進化とは何ぞや

進化ってどういうことなんだろう。 変化に加えて何かがより良くなるというような意味が付加されているような気がするが、それは正しいのだろうか。退化というのは悪化という意味と区別されなくなっているような気がするが、それは正しいのだろうか。「だらけ…

無理矢理繋げる、それが知恵になる(かも)(2)

色はわかりやすい例だが、音、匂い、大きさ、温度、形。突拍子もない括り方で物を見てみると、思いもよらない共通点や人の込めた工夫が見えてきたりする。ひらめきも浮かんだりする。でも、実は今の僕には見えてこないことの方が多い。感性が鈍いからなのか…

「HUKUYA」って名前の店

靴屋だった。それだけなんだけどね

憧れが生んだ別の物

何かに憧れることがある。だけど、憧れてそれに近づこうとしても、その憧れた物その物になれるなんてことはあまり多くない。二番煎じや劣化版なんてことになる事は多々ある。いつも出来上がるのは憧れた物とは違う「何か」。でも、その何かがいつも価値がな…

ルイージマンションのエンディング(3)

オタクの戯言全開です。 ゲームがリメイクされる主な理由は技術の進歩による新解釈や、新しい提案のため。 ルイージーマンションはテレビでしか遊べなかった。それが技術の進歩によって外に持ち運んで、携帯ゲームで遊べるようになる。ファンからすると大変…

ルイージマンションのエンディング(2)

リメイクでありながら、コンテンツの内容が改変されてしまうということは他のメディアに比べてゲームには特に起こりうる。多くの場合、それは新しい技術によるグレードアップなのだが、中には(超個人的に)悪化してしまうなんてことが起こる。 僕にとってそ…

ルイージマンションのエンディング

品もなくエンディングのネタバレです。 リメイクという行為はどのメディアが発祥なのだろう。 恥ずかしながらあまり本は読まない人間なので確実なことは言えないのだが、本や漫画にはあまり聞かないような気がする(スピンオフのようなものはよく見るが)。 …