ハワイの予習(2)
そもそも、僕の様に吉野家で一番安い牛丼をかっ食らっているのがお似合いな人間としてはサブウェイやらスタバやらといったところに行くのはそれだけでハードルの高い行為だ。特にスターバックスには友人に馬鹿にされた経験からいいイメージがない。
「ブレンド」という注文が効かないあたりから僕のイメージにあるコーヒーショップとスターバックスの間の乖離が否めない。ブレンドというのはお店の趣向が出やすくて面白いのに。ハワイに行く前にスターバックスに行ったことのないことを友人との会話で馬鹿にされた時はざっとこんな会話をした。
「へぇ、変わってるねぇ。じゃぁ、僕が頼むとしたらアメリカンとかになるのかな。」
「アメリカンもなかったと思うぞ。カフェ アメリカーノってのはあったかな?確かエスプレッソに熱いお湯を入れたやつだよ」
「エスプレッソって苦いやつじゃなかったか?」
「ミルクが入ってるやつにでもすればいいじゃん。カフェモカ、カフェラテ、カプチーノ」(←ここら辺から友人が僕で遊び始める)
続く