私の「面白い」

私の「面白い」

読んでくれたら嬉しい。共感してくれたらもっと嬉しい。でも私のために書きます。

年の瀬(2)

完全に作業が無くなるというわけでもないので小学生の時の漢字書き取りを彷彿とさせるような作業が延々と続くき、作業開始3時間ぐらいの時点で終わりの見えなさが見えてきて、作業開始4時間ぐらいからメンバーの一人が鼓舞しようと自らのカラオケのレパートリーをパソコンから流し始める。5時間あたりから他の人のレパートリーが加わり始め、6時間の時点で知りもしない歌なのにもかかわらずみんなでその歌いだし、20分ぐらいで疲れて飽きる。僕は「お前のレパートリーは?」と聞かれて、「桂枝雀古典落語を!30分くらいの奴!!」といって食い気味に却下される。7時間ぐらいの時点で先輩のおごりで本来は許されないことなのだけど学校のサークルルームに出前ピザが届きコンピュータクラブみんながお世話になってるエナジードリンクで流し込む。久しぶりのジャンキーな味わいと背徳感のブレンドに舌鼓を打ち「そういえば、よく宅配のお兄さんこんな学校の敷地の奥にあるサークルルームまで届けてくれましたね」「まあ、今敷地内でまともに鍵が開いてるところここぐらいだもんな」「なるほど、言われてみればちょっと配達の人も疲れてましたわ」なんて会話に花を咲かせる。