私の「面白い」

私の「面白い」

読んでくれたら嬉しい。共感してくれたらもっと嬉しい。でも私のために書きます。

面白い服(2)

面白印字の人々は、日本語なんてわざわざ勉強するものでもないだろうし、そもそも生活で見る機会がない。ハワイの広告の日本語訳には漢字の部首の部分で改行されてしまっていたりすることが何度かあったがそんなの不自然に思うはずがない。

自分の経験値の低さではあるが、文字を文字として以外に認識することって殆どないのではないだろうか。彼らが漢字がカッコいいからという理由でタトゥーや入れ墨にするのは日本人には見えていない何か美的な物としての尺度があるということなのではないだろうか。


ハワイに行くと刺青を(タトゥーと言った方が良いのかな?)入れている人が大勢いる。文字に限らず絵も多い。アジア系の竜(翼が生えていない蛇みたいな体型の、日本昔話のオープニングタイプの竜)の刺青に面白い物があった。指が六本あるのだ。刺青の主と話をしたわけではないので、意図するところはわからないのだが、竜における指の本数は由緒の正しさのバロメーターになるという話から考えると何か彼は竜の指に意味を感じていたのではなかろうかなんて変に勘ぐってしまったりもする。流石に考え過ぎなのだろうけど。

 

続く