私の「面白い」

私の「面白い」

読んでくれたら嬉しい。共感してくれたらもっと嬉しい。でも私のために書きます。

看板が切れるんです!!(2)

ゼルダの伝説といえば大きな魅力の一つが作りこまれた世界観とそれを形成するネタの数々。
シリーズ二作目の時点で剣を携えているからという理由だけでゲームの進行には何ら関係のない雑草を切れるようにするという一手間が加えられた。その一手間はゲームを遊び手にクリアさせるという目的上は何ら必でないうえに、世界中の雑草に一手間を加えなければいけないという意味で膨大な手間がかかるので多くの場合無駄と判断されがちな仕様。しかし、この一手間こそが最終的には自分が携えているのが”剣”であるという実感につながる!!こういったある種変なこだわりこそが”伝説”的な作りこみの始まりと言えるのであります。

冒頭のインタビューはシリーズ最高傑作との呼び声も高い「時のオカリナ」という作品の発売前のインタビュー。わけのわからない回答は、その前までのシリーズでは剣をただ右から左に振る事しかできなかった主人公が遂に縦横無尽に剣を振り回すことができるという喜びの声を形にしたものだったと。