私の「面白い」

私の「面白い」

読んでくれたら嬉しい。共感してくれたらもっと嬉しい。でも私のために書きます。

機内安全ビデオ

ハワイ編第三回。ようやく日本は出ましたが、まだまだハワイ到着前の話。

 

機内安全ビデオは、航空会社の性格が出る物でして。

奇抜な機内安全ビデオとして有名なのは、ニュージーランド航空の全裸にペインティングで制服を描いた乗務員による動画。隠し事は一切ないということの表現なんだとか。他にもチャップリンやらアルフやらエリザベス女王が友情出演するなんてのやミュージカルテイストの物があると聞いたことがある。本来はちゃんと見なければいけない物なんだろうケド、僕個人としては離陸前の、滑走路側からの空港の様子を見るので精いっぱい。きっと同じような人は少なからずいると思う。そういう人々の目を少しでも引くためにあれやこれやと工夫してくれるというのはとてもありがたいことだと思う。

 

で、今回お世話になったハワイアン航空はといいますと。正直個人的な感想としては若干狂気を感じた。

前述の航空会社の動画はふざけようと思ってふざけているのが伝わってくるのだが、どうもハワイアン航空の動画から伝わってくるのはは真面目に作った延長としての何か不自然さなのだ。

サイクリング映像の合間に流れるシートベルト着用方法の説明や、絶景をバックにただ笑顔をこちらに向けるだけの女性、山脈の絶景をバックに山頂でスマホ機内モードにする映像とか、南国の花を並べて非常灯を再現する女の子とか、火山の山頂で酸素マスクの付け方の紹介とか、乗馬しながら座席にあるガイドの説明とか、とか。言いたいこと、やりたいことはわかるけど、どうしても不気味さが漂う気がするのは、ぼくがひねくれているからだろうか。YouTubeにも挙がっているので、是非確認されたし。

 

機内安全ビデオ内の事ではないのだが、ハワイのいいところ紹介のような動画で、

「ハワイほどドライバーの礼儀が正しいところはありません」

の次に続く言葉が

「ハイウェイでレースに参加させてもらった際にはシャカマークをするのが挨拶です」

であった。

公道でのレースの習慣がない身としては、これも一種狂気に感じたりするわけだ。

 

さて、今後約二週間。ハワイで何が起こる事やら。