私の「面白い」

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読んでくれたら嬉しい。共感してくれたらもっと嬉しい。でも私のために書きます。

ルイージマンションのエンディング(2)

リメイクでありながら、コンテンツの内容が改変されてしまうということは他のメディアに比べてゲームには特に起こりうる。多くの場合、それは新しい技術によるグレードアップなのだが、中には(超個人的に)悪化してしまうなんてことが起こる。

僕にとってその最たるものがルイージマンションのエンディングなのだ。

 

 

ようやく巨悪から兄を救い出す。安堵と達成感、そしてそれに見合わない兄の間抜けな姿。日常がようやく戻って来るのだと実感するルイージ。彼は笑い、泣き、そして笑うのだった。。。

 

 

(以下オタク口調になります。超個人的見解です)

というのがルイージマンションのエンディングである。個人的にマリオシリーズの中で最も完璧なエンディングだと思う。

リメイク前の初代ルイージマンションが発売された時代、ルイージマンションを遊ぶために必要だったゲーム機の売り文句はハイスペック高画質だった。だからこそ、今までのマリオにはない複雑な感情の表現がなされた。でも、複雑な感情の表現でありながらマリオシリーズの根底に流れるコメディとしての要素を崩すことなく見事に両立させている。ルイージのが本来の「弟」としての役割に戻る。千の顔を持つ英雄的観点から見ても完璧。

 

これが!これが!!この傑作がリメイクでは!!!!!

 

続く

 

 

 

 

 

共感の為の悪あがきのコーナー

 

千の顔を持つ英雄

 

神話学者ジョーゼフキャンベルによる名著。個人的に世の中の名作はすべてこの本の手のひらで踊っているに過ぎないと思う。

フィクション好きなら必読。後日詳しく記事にしたい。