私の「面白い」

私の「面白い」

読んでくれたら嬉しい。共感してくれたらもっと嬉しい。でも私のために書きます。

名探偵ピカチュウが面白かった

ゴジラより良かった。

小学生の時にこんな気持ちでゲームやってたなぁー。もしポケモンがいたなら生活はどのように変わるだろうとよく妄想してたし、その妄想を友達とすり合わせてより確固たるものにしてた。ゲームに育てられた世代が大人になって映画作るとこんなのが出来上がるんだなぁと妙に納得してしまった。ゴジラ、レディプレイヤーワン、シュガーラッシュ、ジュマンジとかとかとかとか。ゲームや妄想のリアル化の潮流に乗っかった色々な映画の中でも良作だったと思う。

ビジュアルは、はじめ予告編を見た時には大丈夫かと心配だったけど、見ているうちに驚くほど慣れる。
ゲームの話だが、ポケモンアメリカへ初めて輸出したとき、デザイン変更の可能性があったそうだ。「かわいい」という言葉が認知されている今の時代と違って、当時のアメリカのゲームの絵柄の主流であったのリアル志向によって劇団四季のキャッツのようなピカチュウのデザイン案が挙がってきたりしたのだとか。文化の根っこはそうそう変わらないという偏見があった僕にとって、ポケモンのリアル化は無理な試みでアメリカの価値観の自己満足になるだけなのではという風に思い込んでいた。それは大間違いアメリカの人ごめんなさい。

ライアンレイノルズのピカチュウも良かった。まさにデットプールをマイルドにした感じ。マシンガントークやうっとおしくも憎めないあの感じ。完璧な人選に思える。