私の「面白い」

私の「面白い」

読んでくれたら嬉しい。共感してくれたらもっと嬉しい。でも私のために書きます。

料理は国をあわせろ

料理上手への第一歩。料理、はたまた料理の材料の相性は多くの場合、よく食べられている国と油を合わせるのが基本だ。

ある日、夏の特売で買いすぎてしまったトマトを大量消費しなければいけないということになった。体の衰えもあってなかなか外に出れない祖母に「料理だけでも世界旅行をするぞ!」と息巻いて腕を振るう僕。


食卓には大皿が四つ。
新鮮なトマトは氷水で冷やして、カットして、塩でそのまま!でもシンガポール風に焼きトマトもあるよ!
イタリアは自家製ミネストローネ!
フランスは卵とトマトのオムレツ!食欲のある方は自家製ケチャップの(昨日のお冷ご飯の)チキンライスでオムライス!
中国は西紅柿炒蛋(シーホンシーチャオダン)、鶏がらと卵とトマトのごま油炒め!
日本からはトマトと味噌の肉炒め!
明日の朝でもいいけど、何だったらアメリカはサンドウィッチでBLT!

てな具合だったんだけど。まぁ~口の中で大げんか。単品で食べる分にはどれもとっても美味しくできたんだけど。
この経験から得た教訓がタイトルの一言である。トマトと卵の汎用性も知れて、いい勉強になったとさ。



その二日後、比較的料理に疎い祖父が、カレーのトッピングでこれを乗っけてほしいと餃子を買ってきた…
これが意外に合うんだよな…いやはや。