雨を降らせない
雨ってなんで降ってくるんだろう。天気予報もまぁ信用にならない。
調べてみると、天気予報の降水確率のパーセンテージがどれほどの信憑性の物か表すための指標もあるんだとか。なんじゃそりゃ!!
雨が降りそうと屋内に退散すれば雲の切り目が見え始め、雨が降りそうと傘を持って出かければ大抵晴れる。マーフィーの法則ってホント強力。
そこで思った。
雨を降らせないために傘を持つという考え方をしてみたらどうだろう?
これが意外と僕の性分に合う。
傘を持って晴れようものなら、僕が晴れにしてやったってなもんだし。室内に入って案の定雨が降るなら、それはそれで正解である。
ある日家族でBBQをする機会があった。が、どうも雲行きが怪しい。空には暗雲が立ち込め、雨の匂いもしてくる。まず、乾杯だけを早々に済ませ、これまた早々に屋内に肉と椅子、テーブルを屋内に退散。
数分後、雷鳴とともに豪雨が降り始め、BBQは家での焼肉パーティーに変貌しましたとさ。
土砂降りの外を見て一言。
「うん、雨が降ってよかった」
精神衛生上はいいのだろうが、相手が共感してくれる状況でないとおかしな発言なんだろうな。