私の「面白い」

私の「面白い」

読んでくれたら嬉しい。共感してくれたらもっと嬉しい。でも私のために書きます。

本質の占める割合(2)

テレビのアナログ放送や、ポケベル、飛行機のコンコルドは無くなった(なんで出てきた例えがこれなんだろう?)。きっとその物の本質であるところの経済活動で、他の物に完全に負けたからだろう。


資本主義に生きるなら、取って代わられるなんて現象は往々にしてある。ただ、取って代わられる前の量に対して変わられた後の量がどれぐらいの割合を占めるのか、っていうのはエンターテインメントが好きな僕にとっては結構重要な事柄なような気がする。テレビが普及したことによって減った結果残った本や新聞の割合は、コンピューターに負けた後に減った結果残ったオセロや将棋の競技の割合より低いに違いない。
それは取って代わられる前に果たしていた役割の内、本質の割合が如何に高かったかの表れだと僕は思う。
別にゲームオタクが遊びというものを肯定したいというわけではない。

例えば現在のファミリーコンピュータの市場規模と最盛期の市場規模比べれば(中古などでゼロにはないっていないであろうが、)本、新聞と比べても目も当てられない数値が出るに違いない。そういうことは理解できているつもりだ。

 

続く