私の「面白い」

私の「面白い」

読んでくれたら嬉しい。共感してくれたらもっと嬉しい。でも私のために書きます。

谷田部ギルフォード検査(YG検査)

僕が惹きつけられた心理学の用語。
世の中のすべての人間を5つのタイプの性格に分類できるとした話。

平面座標を思い浮かべてほしい。横軸に内向的か外交的か、縦軸に安定的か不安定的かを置く。四つの象限と原点付近で5つの分類というわけ。
それぞれのタイプの名称は以下の通りである。それぞれのタイプに優劣はなくて、あくまで個性である。
外交的かつ安定な、ディレクタータイプ。
内向的かつ安定な、カームタイプ。
外交的かつ不安定な、ブラックリストタイプ。
内向的かつ不安定な、エキセントリックタイプ。
中性的な性格である、アベレージタイプ。


この理論には面白い特徴が三つある。
一つ、この外交性と安定性を基準にした性格の分類はほかの分類の仕方による性格に比べて人の成長に左右されにくいということ。
二つ、反対側の象限の性格どうしはそりが合わないことが多いということ。
三つ、5つのタイプすべてがそろった組織はうまく回りやすいということ。
特に三つ目は、既存の物語でうまく使われている例がいくつかある気がしている。すでに出来上がっていたチームの快進撃がチームの構成員一人の欠落によってあっさり崩るという演出とか、うまくいかなかったチームに一人加わるだけで急にうまく組織が回るようになったりする演出とか。

続く