口をみて話す。

言語、音声というものは聴覚で捉えるものだが実は視覚に依存する部分が多かったりする。

例えば、有名どころでいえば、「ば、ば、ば」と言っている人の映像に、「だ、だ、だ」と言っている音声をあてると耳では「ば、ば、ば」と言っているように聞こえるなどという実験があったりする。

そして本題。
この実験、被験者のお国柄によって結果に差が出るらしい。この実験の場合、英語圏の人は映像を見て耳で「ばばば」と聞こえる確率が日本人に比べて高いのだそうだ。

要は英語圏の人間は日本人に比べて音を視覚に依存している部分が多いということだ。それは裏返すと、英語という言語が視覚による補助が必要な言語であるということも言える。
日本人。人の目を見て話せないなんて人が多いイメージはあるが、内気だからということ以外にも、その要因はあるのかもしれない。

僕が英語のテストでよい点を取れないのは、動画で喋っている口元を見せてくれない、テスト制作側が悪い！！なんて言い訳をしたかったりする。

もちろん、お門違いも甚だしい。

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マガーク効果
上記の実験は、マガーク効果と呼ばれる現状の実験。YouTubeなどで調べると、出てくるかも。