食い物の定義

ハワイ編第１４回

ロコモコの定義が広い。
動物性肉、卵、ソース、炭水化物の４ポイントがそろえばロコモコと名乗っていいらしい。

動物性の肉と書いたのは、いわゆるハンバーグに限らずとも成立するから。僕が確認した限りではマヒマヒ（シイラ）、アヒ（マグロ）、鶏肉、を確認している。加工も、ハンバーグにとどまらず、キーマカレーのようなひき肉状であったり、刺身のようだったり、つみれのようだったり、ステーキのようだったり、スパムその物だったり。
ソースの定義も広い。グレイビーソースに留まらず、ふりかけみたいなのや、醤油のように粘りが一切ない物や、カレーその物や、クラムチャウダーみたいなものや。
卵もスクランブル、ゆで卵のスライス、オムレツ、キッシュみたいなのもあった。
土台となる炭水化物もご飯に留まらない。パン、クスクス、ホットケーキ、ポイという芋のペースト、マッシュポテトと様々。

思えば日本のラーメンみたいなものだろう。
日本のラーメンも、冷やしてみたり、麺をこんにゃくにしてみたり、汁を無くしてみたりと多種多様。具材だってこれっていうものは無いし、最近の家系ラーメンにスープが汁じゃなくってもう煮凝りみたいになってるのも見受けられる。

続く