ジャケ買い
オタクとて、ゲームにも悪い点はあると思うとです。
ズバリ、ジャケ買いができない。
ジャケ買いとは、
「商品のパッケージ(ジャケット)のみを見てその物を買う」
こと。
本、CD、映画とゲーム以前にあったメディア、特にデジタルなメディアは基本的にすべてジャケ買いができるのに、ゲームはそれがあまりされていない。
恐らくではあるが、理由は単純。
値段が高いから。
厳密にいけばジャケ買いできないわけではない。
ゲームクリエイターの桜井正博氏には籠の中にボンボン棚のゲームを入れる様子を同じ買い物客から見られ
「野菜のようにゲームを買うな」
といわれたという逸話がある。でも、これは例外中の例外。
一つに付き数千~一万円超の買い物となるゲームは、駄作に出会わないために、事前にゲームの情報をなるべく調べ吟味し、そして買うことを決めてから店頭に赴き買う、という流れになる。なので他の店頭にあるゲームには基本的に目もくれないというのが多くの消費者の動きだろう。最近はオンラインでも買い物ができるので、検索バーにお目当てのゲームのタイトルを入れてそのままゲーム機に入れてしまうなんてこともしばしば。そもそも、ゲーム機本体を買っている時点で大きな出費だ。(その点本や漫画は偉大だ。というより紙ってやっぱり偉大だ。)
この点、ゲームは他の娯楽文化に比べて劣っているといわざるを得ないと思う。
続く