私の「面白い」

私の「面白い」

読んでくれたら嬉しい。共感してくれたらもっと嬉しい。でも私のために書きます。

ジャケ買い(2)

ゲーム好きとして、ゲームをフォローすると、決してゲームの値段が高すぎるなんてことはないと思う。
一つ当たりの値段は勿論高いが、内容の量や生み出されるのに費やされた労力あたりの値段で考えるとむしろ安いといえる場合が多いのではないだろうか。
作品の良さなどは一概に比べられるようなものでは無いが(だからこそ値段が高すぎるように感じるし、それは間違いではないのだが)、
例えば、
1本(一冊、一曲、ディスクなら一枚)あたりを楽しむのにかかる時間で比べたらどうだろう。
音楽なら数分から数十分、映画なら1~3時間、本なら数十分から数時間だろうが、ゲームなら最低数時間から数十時間に及ぶこともざらである。
一作品にかかる専門職の数で比べたら?もちろん作品が世に出回る為にクレジットの限りではないが仮にクレジットで比べるならば、

本や漫画は
作家、発行人、発行、発売、印刷・製本の5項目が主だろう。

音楽、CDなら
Exective Producer、Sound Producer、A&R、Promotion、Management、Musician Coordinator、Recorded&Mixed by、Assistant Engineer、Mastered by、の10項目

テレビアニメなら
原作 / 原案 (出版社/(連載 / 掲載))、企画、シリーズ構成、キャラクターデザイン、プロップデザイン、美術監督色彩設定、撮影監督、編集、音響監督、音楽、音楽プロデューサー、音楽制作、プロデューサー、アニメーションプロデューサー、アニメーション制作、監督、製作 / 制作/制作・著作の10数項目(この場合は18)
テレビドラマや映画もほとんど同じだろうが、一項目当たりの人数が作品によって大きく変わってだろう。

それに対してゲームは
企画、キャラクターデザイン/原画、原案・脚本、脚本協力、グラフィック、モーションデザイン、モーションポートレート・グラフィック、システムプランナー/進行管理、システムグラフィック/ムービー、マップデザイン、ミニキャラクター/モブデザイン、タイトルロゴデザイン、スクリプト、台本作成、構成協力、デバッグ・テストプレイ、プロデューサー、ディレクター、プログラム、サポート、音声担当、収録、絵コンテ・演出、作画監督、動画、仕上げ、撮影、編集、3DCG、制作進行、アニメーションプロデューサー、アニメーション制作、ーサウンドスタッフー音楽、サウンドエフェクト、(オープニング、エンディング、挿入歌)テーマ、曲名、作詞、作曲、編曲、歌、レーコーディング、マスタリング、プロモーションネゴシエーター、プロモーションマネージメント、セールスプロモーション、パッケージデザイン、ソフトウェアマニュアルデザイン、パブリシティデザイン、スペシャルサンクス(50音順)、ディレクター、プロデューサー
と、数十項目(この場合は約50項目)に及ぶ。

 

 

続く