私の「面白い」

私の「面白い」

読んでくれたら嬉しい。共感してくれたらもっと嬉しい。でも私のために書きます。

ジャケ買い(3)

その昔オペラが音楽、演技、美術からなる総合芸術といわれた時代から見たら現代の人間たちの目は如何に肥えてしまったことか。

勿論これだけの人間を管理する、管理職も増えてしまっているわけで、この点は純粋に欠点と言えるのだろうが、それにしてもゲームとは贅沢な娯楽といえるのではないだろうか。
近年では映画産業やゲーム産業では一本数百億円なんて話も珍しくなくなっている。

 

勿論、前回の記事の内容は不毛だ。価値なんて受け取った人が決める物。
でも、単純に「ゲームを安くしろ!!」と言って欲しくないというのがゲーム業界の本音であろうことは感じてもらえるのでは。

さて、作品のジャケットの話に戻しまして、

商品のジャケットというのは見ていて面白い。センスのある物から無いものまで。そして、メディアの種類によって特性も違う。
漫画や文庫本は出版社が一目でわかる物が多い。新聞もそうだが、紙媒体は出版社で内容が推し量れるというのは他のメディアに比べて強みだろう。
CDはあまり詳しくはわからないが、主には演奏者なり歌手なりの人の絵が多いイメージがある。作家で選ぶ人が多いのか。文字に比べて時間当たりの情報量の多い音楽は、ある意味想像の余地が文字に比べて少ないといえる。それに比べて映画やゲームに比べて、制作にかかわる人の人数は少ない。作家性が最も出るメディアという言い方ができるのかもしれない。

 

 

続く