良い話の後に、「胸に手を当てて考えてみて下さい」ってやつきらい
僕が子供だからいけないのか!?
こっちが感傷に浸ってる時に偉そうにこういうことばを付け加えるやつ嫌い。ホント嫌い。
いったい幾つになったらこういう風に思わなくなるのかてんでわからない。
良い話をしてやった側に立って、してやった感を味わいたいのだとしか思えない。こっちが感動しているのは話の内容にであって、話を提供しているお前にじゃない。無粋極まる。
小学生の時の道徳の授業が大っ嫌いだった僕に偉そうに抗弁垂れる先生は大抵このタイプだった。道徳の授業をすることでいじめが無くなると本気で思い込んでる浅はかなタイプの人間。不良を矯正することに愉悦を覚え、不良の演技を真に受けて、あしらわれてるだけという事実に気付きもしない。そもそも「胸に手をあて…」の抗弁をまともに聞いてる(ふりをしている)連中がもれなくいじめっ子側であることに気づいてない。そういう先生。
当時の僕は道徳の教科書もこういうタイプの先生も全員子供をなめてかかっていたとしか思えなかった。下手くそな演出のお涙頂戴ストーリーを「最近の子供は…」みたいなのを付け加えて押し付けてくる。子供は知識がないだけで知恵はあるし、大人の作り話を見抜く目立って持ってる。思い通りに騙されない子供に対して、「素直じゃない」ってそりゃないだろ。
ホント嫌い。