私の「面白い」

私の「面白い」

読んでくれたら嬉しい。共感してくれたらもっと嬉しい。でも私のために書きます。

冷やしラーメン

今日は僕のとっておきのレシピの紹介。他に良くある冷たいラーメンではなくて、スカッとする味わいのラーメンをご紹介します。


材料はカップ麺。しかし、下準備が少し手間がかかります。

まず、大学でコンパに呼ばれます。
その日は屋外での焼肉パーティー兼カレーパーティ。自分は明らかに人数合わせ、僕より(世間的な意味で)イカしている男どもが女性陣の選択肢を増やそうとしている、等の状況がそろいますとなおの事美味しくラーメンをお召し上がりいただけます。
ほとんどの場合、自分からせっせと働けば、「仕事ができるところを見せたいだけ」の男は指示するだけになったり、生ごみが出る役回りを嫌がりだしたりします。そこで、率先して仕事をしましょう。自分の腹の底の怒りの火力をしっかり上げておくところがポイントです。僕の場合、「え~、カレーに納豆入れるの?臭くなるんじゃな~い?」「大丈夫大丈夫、みんなで臭くなるなら怖くないって」なんて話を納豆をカレーに入れるという知識をひけらかすしか役どころのない男と女がしているところを小耳にはさんだりしました。

食べ始めの三分前にお湯が沸くように熱湯を用意します。
同時にカップ麺も作ります。食事が始まってもカレーと焼肉に手を付けてはいけません。

一生懸命働けば人数合わせ役の男にもねぎらいの言葉が来るでしょう。「お前は食べないの?」の類の言葉が完成の合図。最後の仕上げとして、一言を添えます。



「いいよ、僕、カップ麺食べるから。そんな野生動物の交尾みたいについた離れたを繰り返すような連中とよく同じもの食べようと思うね。僕。カップ麺食べるから」



凍り付いた空気の中食べるカップ麺は格別です。
やっぱ暖かいラーメンは寒いところで食べるに限りますよね。