私の「面白い」

私の「面白い」

読んでくれたら嬉しい。共感してくれたらもっと嬉しい。でも私のために書きます。

victoryの名を持つ男

高校時代の友人の話。
(本名は避けている。和平(カズヒラ)君だったらpeace君といった具合)
タイトルを見て筋骨隆々のスポーツマンを思い浮かべた方がいらっしゃったら残念ながら間違いです。
その友人は僕の吹奏楽仲間。説明すると、後輩思いで、責任感があって、僕より勉強ができて、実家で栽培してるタマネギがとっても美味しくて、メガネで、面白味が少ないというよりは真面目で、特別お洒落なわけではないけどルックスがいいわけでもない男子の反感をかわない見た目で、お世辞をそのまま信じこむような屈託のなさで、過去の失敗を引きずるというか日々の反省を怠らない人で、誰かに例えると笑点の山田さんやドラえもんのび太ONEPIECEのウソップや夏目漱石三四郎といった具合の、要は、、えーっと、その、そう!居なくてはならない感じの人スバラシイ友人なんです。ハイ。
先日別の共通の友人とvictory君の良いところと言えば!の話題になった時だって「お前(僕のこと)いくらなんでも失礼だろ!アイツ男仲間としては超いいやつじゃん!良いところなんていっぱいあるだろ!例えば…えーっと、その、とにかくいっぱいあるって!さ、話題を移すぞ」とイイヤツであるという事でまとまった。
当時高校生という多感な頃、恋多き青年victory君は面白半分いや、面白全部の僕たち男仲間に背中を押され玉砕するということもあったりして、今でも同窓会では話題の中心をかっさらったりする。
僕一人の時でも彼を思い出すときがある。雑誌や新聞の表紙に「勝利」の文字があったりすると彼の事を思い出して名前を置き換えてみたりするのだ。驚くほどの勝利への執着心、サッカー劇的勝利!、与党が勝利!!!とかとかとか。≪恋愛で勝利する方法≫なんて書いてあると「騙されてはいけない」と気が引き締まる。彼のお陰だ。
他にも彼は当時ネットにオリジナルの小説を書いたりしていた。それは僕らに苦笑もとい笑顔を届けた。

そして今こうしてブログを書いている僕はというと発信者として彼が先輩に当たるのだから尊敬しなくてはいけない。真面目に、彼の足下ぐらいに及べばひとつ僕はステップアップだと思う。彼は偉大だ。事実、高校卒業して数年たったにもかかわらず、今まさに僕のブログの題材として活躍してくれている。

彼は僕にとって偉大であることに偽りも疑いもない。


そんな彼だが大学に通うようになってから連絡が取れない。ブログでこんなに誉めてるのに…嫌われるようなことしたかなぁ…