私の「面白い」

私の「面白い」

読んでくれたら嬉しい。共感してくれたらもっと嬉しい。でも私のために書きます。

タイムマシンの作り方

ドラえもんを実現させることが夢の僕が挫折した話。

ご存知タイムマシンといえばドラえもんに限らず時間を行き来できる乗り物のこと。当時小学生だった僕はドラえもん実現のために必要になるであろう理論に出会うために学校の図書室の本を読みあさっていた。
そこで出会ったのがアインシュタイン相対性理論。どうやら相対性理論によると、早く動くほど動いている物の時間の流れは遅くなるらしい。そして光の速さで動けると時間の進む速さを0にできる!このままスピードを上げれば過去の時代にも行けるのでは?と本の次のページを鼻息荒くめくると。そこにはたった一行

「物体は光よりも早く移動することはできない。」

いたいけな小学生の夢を一行であっさり打ち砕くというのだからアインシュタインも罪なお方だ。
慰めと言わんばかりにワームホールの話題も載っていたけど、どうやらワームホールに入るには一度入ったら(現時点で)二度と出ることのできないといわれるブラックホールに入らないといけなさそうだし、大きさは何ミクロンも無いというし、当時クラスで二番目くらいに身長の大きかった僕にはもう絶望的な話だ。
そもそも時間も空間も超越するというワームホール。ホールの出口は一つの時間にとどまり続けるのだから、ほいと渡されたとしても時間が少しでも進んだ瞬間に消えてしまうだろう。どう扱っていいものかわかったもんじゃない。

未来から来てるけど、未来の法律か何かでタイムマシンの作り方を製造できない読者の方がもしいるのなら、僕にだけこっそり教えてほしいな~