映画館で見たい映画(2)
あと、完全に僕個人の好みなのだが、明らかなチビッ子を対象とした映画なんてのも結構アリ。別に僕がロリコンというわけじゃない。クレヨンしんちゃんなんかに代表される映画がそれにあたる。ドラえもんはあまり面白くないのだけど、クレヨンしんちゃんの映画作品は子供にせびられて無理やり連れてこられたであろうお父さん方にもちゃんと楽しめるように設計されているものが多い。案外、自分が面白いと思う部分とチビッ子がゲラゲラ笑っているところをくらべるというのが面白いのだ。自分の価値観が着実におじさんに近づいているようで悲しくもあるのだけれど、作り手の工夫になるほどと思わされること必至である。
スマホの小さい画面に自分のお気に入りの本、音楽、マンガ、ゲーム、そして映画を入れて持ち歩けるこのご時世、わざわざ映画館に足を運ぶ人は減っているのは違いない。
でも、きっとゼロにはならない。それは足を運ぶに値する価値があるからに違いない。
共感の為の悪あがきのコーナー
クレヨンしんちゃんはもともと大人向けの下ネタ満載の漫画だ。そういったところも大人が楽しめるように設計しやすい理由なのかもしれない。