名言の類いは信用ならない(2)

名言の類いはなるべく信用しないようにしてる僕。例えば「運命を変える」という言葉に対して、それはもともと運命が変わったように感じる事象が起きる運命だったのでは？と思ってしまう。

でも、

与えられる側を意識してる名言は上手いなぁと思うときがある。

「人の悪いところを見てはいけない、良いところを見つけるべき」という言葉がある。これは嫌いな言葉だ。根拠もないし、「悪いところを見つけようとするところ」を悪い事として指摘してる時点でこの名言を行った側に矛盾がある。
これに対して僕の好きな言葉はこう。
「人の悪いところを見てばかりいると、人生が足りなくなりますよ」
まず、人の悪いところが目につきがちな事を肯定している。その上で良いところを見た方がいい根拠も提示されている。上手い。

「ゲームなんかするな」ゲーム好きとして聞き捨てならない言葉。しかし、総じて、ゲーム好きはうっかり日常をゲームの為に犠牲にしがちなのも事実。気を付けなくては。
それに対して僕の好きな言葉
「（ゲームをし過ぎるな）人生こそ最も難解なゲームなんだから」
「ゲーム」を完全に否定するのではなく、人生を形容するに値する言葉としてるところが良い。

オタク、ひねくれものは否定されると反発するもの。でも、一歩歩み寄ってくれると案外チョロいっていうのは僕というひねくれもの限定ではないと思うけどどうだろう？

最後に僕自信に名言
「好きな言葉の出展位覚えておけ、バカヤロウ」