私の「面白い」

私の「面白い」

読んでくれたら嬉しい。共感してくれたらもっと嬉しい。でも私のために書きます。

兵器は好きだが戦争は嫌い

こういう人、いるんです。

例えば、僕とか。っていうと多分読者が減るだけなので、僕の知る範囲でわかりやすい凄い人を二人。宮崎駿とスティーブンスピルバーグ
戦争が嫌い、悪いっていうのに反対する人はそうそういないと思う。武器商人とか、悪徳デイトレーダーでもない限り。

でも、武器ってかっこいいんです。少なくとも、今の僕にとって。
弾丸や戦闘機は、空気の抵抗を少しでも減らすという目的と機構的に必要な形状をさせなければならいという目的を両立させるための、工夫の凝らされたものから出てくる独特の美しさがあるし。日本の刀の模様は、強さとしなやかさの両立を目指して職人が工夫を凝らした証。銃だって、使う人の特性に合わせて様々なカスタマイズがあるし、様々な型番がある。小さい機構の中により多くの機能を少しでも詰め込もうとしたものがあるかと思えば、今、世界で最も売れている銃は、簡単に組み立てられて多少の汚れをものともしない隙間の多い機構のものという事実があったりもする。この言葉を当てはめるのは不適切な気も大いにするが、ユーザーフレンドリーの鏡だと思う。武器に関わらず、武道における型もそう。自分の体に出せる成果を最大限に出す為の工夫の積み重ね。まさに美しいという言葉を当てはめるにふさわしいものだろう。

比喩表現でなく、命がけで作られた物だけが持つことを許される美しさって、どうしてもある気がしてならない。