私の「面白い」

私の「面白い」

読んでくれたら嬉しい。共感してくれたらもっと嬉しい。でも私のために書きます。

無理矢理繋げる、それが知恵になる(かも)

大雑把とも思えるような括り方で物を見てみると、今まで気づかなかったようなことまで見えてくる。時がある。

例えば、一日生活する中で「黄色い物」が目に入ったら意識を向ける。ということをやってみる。


レモン、蜂、信号機、点字ブロック、踏切、ウィンカー、タンポポ、工事車両、ドクターイエロー、道路標識…
例外も多々あれど、注意を喚起する意図が強い場面に比較的配色されれていることが多いことに気づく。注意した方がいいから黄色にするのか、黄色だから注意した方がいいと習慣から思い込んでいるのか。考えると卵が先か、鶏が先かの議論になるが、黄色≒注意というのはおおむね正しいだろう。
そこで、もう一歩思考を踏み込む。黄色がほぼ使われない物って何だろう。病院や銀行の看板、フォーマルな場での正装などは黄色が使われることはあまりない。警戒心をを持たれないための工夫の結果なのではという仮説が浮かんでくる。
調べてみるとわかるのだが、色が人に与える心理的影響というのは大きい。色次第で人の緊張や緩和をある程度操ったり、物を重そうに見せたり軽そうに見せたり、温度の認識をある程度狂わせたり、事例はいろいろ上がってくる。

続く