私の「面白い」

私の「面白い」

読んでくれたら嬉しい。共感してくれたらもっと嬉しい。でも私のために書きます。

私の面白い

幸せなら手をたたこう

今気づいた。僕は拍手が好きだ。留学の時に帰りの飛行機内で着陸と同時に拍手をしかけたのだが、周りにその動きが無かったのでやめてしまった。今でも拍手するべきだったと少し悔やんでいる。飛行機の着陸に対して拍手をしなくなってしまったのはいつからだ…

年の瀬(3)

8時間ぐらいの時点で頼みすぎてしなしなになったフライドポテトにメンバー全員が手を伸ばさなくなり、最古参の先輩が「確かこの辺に…」と部室の棚の奥の方に手を伸ばしアジシオを取り出す。同級生が「先輩マジ神っす!!」なんて言いながら塩をかけ、作業中…

年の瀬(2)

完全に作業が無くなるというわけでもないので小学生の時の漢字書き取りを彷彿とさせるような作業が延々と続くき、作業開始3時間ぐらいの時点で終わりの見えなさが見えてきて、作業開始4時間ぐらいからメンバーの一人が鼓舞しようと自らのカラオケのレパー…

年の瀬

今日は所属しているコンピュータクラブのサーバーのメンテナンスの日。年末、学校が停電するのに合わせてわざわざ(ま、僕は結構こういうアブノーマルな空気は嫌いじゃないんだけど)冬季休業中の学校に許可証を出して赴く。メンバーは僕を含めず5人。僕は…

僕の一番〇〇

羅列します。もう僕にとってのただのメモです。 好きな食べ物 母の焼き餃子。 僕のおいしいの基準は、この餃子の与える感動にどれだけ近いか。 偉大なコンテンツ ドラえもん バイブルってこういうもののことをいうのだと思う。 尊敬する人 父 ドラえもんの下…

娯楽と教養の違い(2)

ストーリーというものは、本にも音楽にも映画にも漫画にもゲームにもある。つまりコンテンツの形式に関わらず存在する尺度だから、異なる種類のコンテンツの完成度を比較するときの指標になると思ったのだ。ただ、小島秀夫作品のように深いストーリーをもつ…

娯楽と教養の違い

娯楽と教養の境目はどこにあるのだろう。教科書に載っているかどうか?世間に浸透しているかどうか?学問として成立しているかどうか?歴史が長いかどうか?常識として取り扱えるかどうか? 色々思い浮かびはするのだけど、どれも信憑性に欠けるかパッとしな…

小島秀夫の語り口(6)

思えば、(現実にはありもしない)ナノマシンで人間を管理してるだとか、初期の小島作品にもかなり強引な世界観の設定はあったが、今ほど強引な気はしなかった。それらは一応歴史のifの範囲で納められていたように感じる。むしろ現実の世界の話にする為にウ…

小島秀夫の語り口(5)

それぞれの話の世界観をざっくりと解説すると、 「アンダー・ザ・ドーム」町を囲むように謎のドームができました。さてどうしよう「ウォーキング・デッド」世界中がゾンビだらけになりました。さてどうしよう「11/22/63」あなたはタイムスリップができます。…

小島秀夫の語り口(4)

近年(といってもサービス開始からかなりたったが)流行のネットフリックス、AmazonPrimeVideo、Huluといった動画配信サービスは、ドラマをワンクール分一気に公開したりする。ゲームの容量が時代の進歩と共に増加し、映画というよりもドラマのワンクールと…

小島秀夫の語り口(3)

ここで、ようやく冒頭の議題に戻ってくるわけだが、ことストーリーテリングにおいて、果たして小島秀夫作品は映画的なのか。 ここからどんどんオタクが加速する。 僕個人の見解として、小島秀夫作品の語り口が映画的だったのはMGS4までである。 MGS4までの…

小島秀夫の語り口(2)

紙媒体は中断観桜という側面のおかげで時間的な制限は弱いかもしれない。しかし、内容量が増えれば物理的な量も増えてしまう。量が増えれば読者に手にしてもらうべき物の量も増え、金銭的にも増えていく。電子書籍によって物理的な量は比例しなくなったにせ…

小島秀夫の語り口

オタクの戯言です。 MGSシリーズ、DEATH STRANDINGで知られるゲームクリエイター小島秀夫は映画好きで知られる。そして、彼が作るゲームはよく映画的であると評価をされる。 そこに一石投じたい。 果たして小島秀夫作品は映画的なのか。 ゲームというコンテ…

僕にとってのMADMAXfuryroad(2)

かのトルストイは「書かざれるべき物だけを書くべきだ」と言ったというが、全ての僕が出会ってきた作品群の中で、この作品以上にこの言葉にふさわしい作品は僕は知らない。動き、セリフ、音、間合いには驚くほどに無駄がなく、やろうとしたことと実現したこ…

僕にとってのMADMAXfuryroad

ただの個人的なメモです(他の記事がそうじゃないかと問われるとかなり怪しいけど)。 僕にとっての人生ベスト2の映画。 普通はベスト1の映画の事を書き綴ったりすることの方が多いのだろうケド、生憎僕の人生ベスト映画の選定理由は「好みにドストライク…

トムとジェリー、トムの声は途中からおっさんになっている

気づいた。それだけの事なんだけど。 トムとジェリーは制作スタジオが何度か変わっている。一度気づけば確かにと気づくことだが、絵柄も何度か大きく変わっている。実はトムは「ジャスパー (Jasper)」、ジェリーは「ジンクス (Jinx)」という名前だったなんて…

まだ、続いています(3)

さて、このブログ以外の発信という行為をほとんどしていない僕だが(ほんとに良くないことだ)、ブログを書くという行為自体は行き先と呼べるものにたどり着いてすらいない足跡を残している、ということになるのではなかろうか。(勿論、似たようなことを考…

まだ、続いています(2)

科学(特に数学)は、条件さえ整えば恒久的に再現性が保たれる。これが最大の特徴であり魅力だ。新たな科学は作り出されたものでは無く、うまい具合に気づく「発見される」ものであるから、だれが発見したのかなんてことは、極端な話、全く知らなくても科学…

まだ、続いています

私、出来の悪い大学生でして、数日さぼっていいた理由としては、「学業にかまけていた」というものがあるとです。 有り難いことに、さぼっていた期間も日あたりの読者数は減少しておらず、過去の記事を読んでくださってくれているのかと喜んでおります。その…

ブルジョアジーで、アバンギャルドで、コンテンポラリアンな話

この言葉自体は実は僕のなかでここ数年来使ってる。この三つの言葉の共通点はなんだろうか。ズバリ、言ってて楽しい。 この一点につきる。 まぁ、意味がピンと来ないところとか、一応カタカナ語で成立してるところとか細かい共通点はあるのだけれど、これら…

自己紹介

今更である。 IDの thetailisalsowhite は、the tail is also white イラストの白い丸は自分のしっぽを飲み込んでいる白蛇 意味は、インテリに憧れて色々込めたけど、解説するととても恥ずかしいという気が、今してきた。なので書かない。 一番表層的な情報…

狩猟民俗と農耕民族と(2)

頑張れば基本的には定期的に収穫期が来ると見えるのも「がんばれ」につながる理由のような気がする。狩猟民族なら個々の活動になるから頑張らずに無理しないで、となるし、頑張ったところで定期的な収穫が期待できるとも限らない。「がんばれ」というのは農…

狩猟民俗と農耕民族と

今日も今日とて、根拠の薄い話。 音楽の拍子の裏を打つジャズの文化が生まれたのは、馬に乗る習慣がある狩猟文化があったからではないか、という仮説を耳にした。 馬の足音のパカラッパカラッに合わせて体で衝撃を吸収しないと乗り心地が悪い。そして馬の着…

人生のポテンシャル(3)

正直言って、冒頭の、僕に「ラグビーの面白さがわからないだなんて人生の半分は損してるね!!」と言ってきた奴のような、自分がハマっているものが他の人にも価値を感じてもらえるだけのもであると信じたい気持ちや、自分の人生の価値の基準となる物差しを…

人生のポテンシャル(2)

数字というのは不思議だ。正確この上ない一つの指標が数字であるのにもかかわらず、言葉のニュアンスや受け手の価値観で意味が大きく違ってくる。この場合、恐らく「半分」という言葉が不正確な数値であることを承知で演出として機能している。と、そんな具…

人生のポテンシャル

数日前、 「ラグビーの面白さがわからないだなんて人生の半分は損してるね!!」 と言われた。生来スポーツが苦手な筆者としては、自分の人生の構成する要素の内、半分がラグビーを占めているとは到底思えない。僕がラグビーの面白さがわかるようになったと…

ジャケ買い(6)

一応、試遊としてゲーム序盤を無料で配信するサービスもいくらかあるが、それは資本に余裕がある大企業が主で、マイナーな作品にはまだまだ少ないのが現状だ。 ここにきてある意味最もジャケ買いが重要な産業がゲームという異様な事態になっている。というの…

ジャケ買い(5) 

要は、つまらないのだ。完全なる独断と偏見だが、MOTHERシリーズと初代METAL GEAR SOLIDのジャケットはイカしてる。ググってみてほしい。近年のフラットデザインの潮流になれている人間の意見だからであることは間違いない。 さて、販売店でぶらぶらとゲーム…

ジャケ買い(4)

映画はポスターそのままなんてのが主だ。もしくはコントラストをきつくしているなんて場合もあるが。きっとDVDで映画を買おうなどという人は、既に映画館で見ているだとか、前から目を付けていただとか、友人に勧められたなどがほとんどなのだろう。ジャケ買…

ジャケ買い(3)

その昔オペラが音楽、演技、美術からなる総合芸術といわれた時代から見たら現代の人間たちの目は如何に肥えてしまったことか。 勿論これだけの人間を管理する、管理職も増えてしまっているわけで、この点は純粋に欠点と言えるのだろうが、それにしてもゲーム…